20年以上もカートリッジ分離型の浄水器を使用していましたが、ホースが邪魔になって気になっていたこともあり蛇口直結型の浄水器に交換したところ、蛇口の回転が自由になりビックリするくらい快適になりました。

分離型の方が大型で高性能のカートリッジが使用できるので我慢して使っていましたが、もっと早く見直すべきでした。


カートリッジ分離型

これまで使用していたのは生協で購入したもので、かなり大型のカートリッジを使用するタイプ。

蛇口に取り付けるアダプタからホースで原水を供給し浄水を別のホースでアダプタに戻す仕組みになっています。
zenken

◆メリット
・大型で高性能のカートリッジが使用でき、交換は1年に一回で済む
・浄水費は、1リットルあたり1.5円と安価
・温水も使用できるので便利

◆デメリット
・ホースはある程度フレキシブルだが、蛇口の回転範囲が限定される
・蛇口を動かすとホースのせいで回転力が発生し、アダプタが緩みやすい
・カートリッジを置くスペースが必要

20数年前に使い始めてから深く考えることもなく、デメリットに我慢して、数年に1回くらい本体更新しながら使って来ました。

カートリッジの交換時期になったので、断捨離の一環としても見直し、もっとシンプルなものに交換することにした次第です。


蛇口直結型浄水器

多くの機種が販売されていて、どれが良いのか全く知識がありませんでしたが、比較サイトの情報を参考に、好みで選定しました。

昨今はこのような比較情報がネット溢れているので、何が正解か迷うところもありましたが、結局はブランドとデザインを重視して選んでしまったかも。

なるべくシンプルでコスパが良さげだったので、以下の商品をネットで購入しました。

TORAY

以前のものに比べると、各段に快適になりました。

蛇口が限度一杯に自由に回転できるので、水仕事がかなりラクになりました。

以前のものは蛇口が言わば鎖に繋がれていたようなもので、回転範囲が制限されていたため、気に障るシーンも多かったのですが、新機種ではストレスフリーとなりました。

◆メリット
・蛇口の回転が自由自在
・カートリッジのスペースがいらない
・原水/浄水切換レバーが軽く快適
・安価なので、本体が経年劣化したら気軽に買い替えることができる

◆デメリット
・浄水費は、1リットルあたり2.8円と比較的高い
・カートリッジは600リットル使用毎に交換する必要があるので、比較的短期で交換要
・35度以上の温水は使用できない

デメリットもありますが、特に問題にならないので、交換して本当に良かったと思っています。

交換用カートリッジ

以前の機種と同じ浄水能力のものは、ネット購入の場合、3個入りで5,100円程度です。

1個あたり600リットルの浄水が交換目安なので、1リットルあたり、5100/3/600=2.8(円)の浄水費となりますね。

◆浄水能力
・遊離残留塩素
・濁り
・総トリハロメタン
・溶解性鉛
・2-MIB(カビ臭)
・CAT(農薬)
・テトラクロロエチレン
・トリクロロエチレン
・クロロホルム
・ブロモジクロロメタン
・ジブロモクロロメタン
・ブロモホルム

まだ交換したことはなく、これからネットで購入する予定です。
カートリッジ2

浄水能力を限定した廉価版のカートリッジも販売されていて、こちらは3個入りで3,200円程度です。

我が家では、飲み水としてはペットボトルを使用し、浄水は料理にしか利用していないので、これでも十分な気もします。

とは言え、1リットルあたりの浄水費の差は1円程度と安いので、どうせなら高除去タイプが良さそうに思います。
カートリッジ1
◆廉価カートリッジの浄水能力
・遊離残留塩素
・濁り
・総トリハロメタン
・2-MIB(カビ臭)
・CAT(農薬)
・テトラクロロエチレン
・トリクロロエチレン

カートリッジ交換時期

今回購入した蛇口直結型の浄水器用カートリッジは、600リットルの浄水が可能ということで、

1日10リットル使用する場合、60日(2カ月)で交換することになります。

我が家では、1日に2リットル程度しか使用しないので、10カ月程度交換しないで済む計算になりますが、安心安全を考慮してシーズン毎に交換しようかと考えているところです。

カートリッジ交換も簡単にできそうで、いろいろな意味で使って行くのが楽しみな浄水器だと思います。

機種変更も容易

大げさな機種ではなく本体もカートリッジも比較的安価なので、もっと良さげな機種が登場したら容易に乗り換えられるのも大きなメリットですね。

ネット情報では、パナソニック、東レ、三菱ケミカルが売れ筋のようなので、今後もウォッチしておこうと思います。