マリオット・スリウォンの33階にあるYao Rooftop Barは、とても眺望が良く、周辺の高層ビルの夜景を堪能できるお勧めスポットです。あまり混雑しておらず、好きなポジションから夜景を撮れるなど自由度が大きいです。

マリオット・スリウォン(Bangkok Marriott Hotel the Surawongse)は2018年にオープンした五つ星ホテルです。最寄りの駅はBTSチョンノンシー駅またはスラサック駅ですが、歩くと15分以上かかります。オープンして間もないのとBTS駅から遠いためか、かなり空いていて自由に歩き回る(笑)ことができます。

空いているため三脚の使用は可能かも知れませんが、ガラスのフェンスがやや高いため背の高い三脚でないとガラス越しに撮ることになってしまいます。なので、映り込みを避けるには暗幕等の使用が必要になりますが、バーの雰囲気や座席配置からすると目立ってしまうため、さすがに使用する勇気はありませんでした。

ゴリラポッドのような三脚もどきがあれば、フェンスの上部に絡めて夜景撮影ができそうです。私の場合は、ゴリラポッドに類似の固定器具を使って何とか手持ちを避けることができました。 ※黙認かどうかは確認していません。


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まずはマハナコンの方向です。マハナコンとその周辺の高層ビル群を一望でき、テンションが上がること間違いありません。Yao Rooftop Barは、33階とさほど高層ではないため急角度の俯瞰にならないので、ビル群の垂直感を保って撮るのに最適です。


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これはステートタワー方向です。最上階の金色ドームがゴージャスですね。ルーフトップのSky Barはチャオプラヤー川を含む素晴らしい夜景が楽しめます。

左手の高層ビルはJewelry Trade Centerです。59階建て221mとのことですが近くにあるので、65階建て247mのステートタワーより高く見えますね。


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さらに右を撮ってみます。右手の高層ビルは、71階建て高級コンドミニアムの The River です。以前にも書きましたが、一部サービスアパートメントになっているとのことなので、いつか宿泊して夜景撮りにトライしたいです。


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さらに時計まわり方向にカメラを向けると、チャオプラヤー川の河畔に建つ商業施設ICONSIAMが輝いています。タイ通信公社(CAT)のオフィスビルが光芒を遮っていますが、眩しさが軽減されて夜景写真的には良かったかも。

中央の高層コンドミニアムは315m高で、マハンコンの314mを抜いてタイ最高層の建築物とのことです。さらにその右手、最上階が円盤状の準高層ビルはミレニアムヒルトンホテルで、このルーフトップバーは7月9日の記事で紹介した通りです。


以上、今回はマリオット・スリウォンの33階にあるYao Rooftop Barを紹介しました。これまでもそうですが、観光ガイドではなく夜景撮影目線で書いているので、行き方やバー自体の説明や写真は割愛しています。また、三脚や固定器具等を使用しての撮影は、許可の要否や落下防止措置など、自己責任でお願いいたします。。。


【撮影機材】SONY α7 + E PZ 16-50mm/F3.5-5.6
【撮影日】2019年1月31日