使用しているスマホは筐体がサラサラの材質なのでとても滑りやすいため、スマホケースは必須でした。

ただ、ケースを使用するとせっかくのスリムな特長が無くなってしまい、外観もつまらなくなって残念な思いをしていました。

ケースを使わずにすませるため、スマホ側面に滑り止めのシールを張ったりしたこともありましたが、手触りも悪く境界にゴミが溜まりやすいなどの欠点があり、見栄えも悪いので長続きしませんでした。

先日、滑り止め効果のあるものをスマホ側面に塗ったらどうかと思い付き、何が適当か探してみたところ、マニキュアのトップコート(ネイルトップコート)が良さげな気がしたので、試してみたところ、期待通りの滑り止め効果があったので書き留めておくことに。

トップコート選択

マニキュアの知識は無いので何が適当かは全くわからないので、まずはダメもとで百均で購入することに。

近所のセリアに数点置いてあった中から2点を適当に選びました。
DSC06238

◆左側の成分
ポリウレタン-1、PG、ステアラルコニウムペントナイト、ヒアルロン酸
DSC06243


◆右側の成分
酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸/酪酸セルロース、イソプロパノール、コポリマー、ジ安息香酸DPGなど

DSC06241

ツルツルでは滑り止めの効果がないので、双方をペットボトルに試し塗りして手触りをチェックしたところ、滑り止めの効果は明らかに右側の方が大きかったので、こちらを使用することに。

スマホ側面に塗ってみた

◆左側面は10cm程度
まずは、SIMの装着部のやや下から約10cmほど塗ってみました。マニキュアを塗るのは初めてなので、緊張します。

マスキングテープを利用するなど、もっと丁寧に塗れば良かったのですが、まずは効果を確認するのが先決なので、ざっくり塗りです。
DSC06215
写真で見るとテカってますが、実際の見た目は、特に目立つほどではないです。

◆右側面は約6cm
電源ボタンの下から約6cmほど塗りました。
DSC06223
こちらもテカりがありますが、見た目は気にするほどではなかったです。

◆塗ったあとの外観
筐体はツヤ消しの黒で、塗ったところはツヤが出ていますが、写真では差異がわからない程度です。
DSC06236

滑り止め効果

◆効果は十分
サラサラだった筐体がしっとりした感触になり、期待していた滑り止め効果が得られました。

これまでは机の上に置いたら滑って持ち上げられなかったのですが、塗ったあとは難なく持ち上げることができるように。

グリップの感触も良く、滑って落とすリスクはほぼ無いと思われます。

◆耐久性
使っているうちに、塗った部分に傷が付いたり剥がれたりして見栄えが悪くなったり、滑り止め効果が薄れて来るかも知れませんが、塗り直すことで問題ないと思っています。


スマホケース不要に

長年足かせだったスマホケースを使わずに済みそうなのが最大の喜びです。

使用しているスマホは厚さが6.95mmとかなりの薄型で、とても気にいっているのですが、ケースを使うとそのメリットが死んでしまうので、滑らない薄型の機種に変更しようか迷っていました。

しかし、マニキュアのトップコート(ネイルトップコート)を側面に塗ることで、現行機種でも今後はケース無しで使い続けることができそうです。

※スマホケースは保護の意味合いが大きいですが、個人的には保護は不要と思っています。