前回はピンクモスクを紹介しましたが、今回はブルーモスクの夜景です。

モスク自体の夜景も素晴らしいですし、すぐ近くに池があるので水面のリフレクションも堪能できます。

モスクに池は必須またはそれに近いアイテムなのでしょうか。多くのモスクの傍には池があるように思います。

それゆえ、特に夜景においては、綺麗な水面のリフレクションが撮れ、2倍楽しめると言っても過言ではありません。

モスク本来の祈りの場としての目的から離れてしまってなんですが、、、

ブルーモスクとは
ブルーモスクはマレーシアで最大の有名なモスクで、その美しさから観光に訪れる人も多いです。
最寄りの駅は、KTMコミューターのシャー・アラム駅ですが、かなり離れているのでタクシーかバスを使う必要があります。

クアラルンプール中心部のパサ・セニ駅脇のバスターミナルからバスで行くこともできます。

私の場合、往きは、KTMコミューターでシャー・アラム駅まで行き、タクシーを利用しました。帰りは後述します。

ブルーモスクの夕景
モスクのほぼ正面でタクシーを降りた時は、日没のかなり前でした。

夜景まではやや時間があったので、夕景を撮ったり、やや離れたショッピングモールを散策したりで、時間を調整しました。

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正面から、太陽がモスクのドームにかかる頃の写真です。まだまだ明るく実際には青空だったので、色温度を高くして夕焼け感を出してみました。

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通常の色温度オートで撮った写真はこんな感じです。ブルーのドームが美しいです。

尖塔(ミナレット)も良いアクセントになってくれました。

ミナレットは4本あるのですが構図に入り切らず、、、

ブルーモスクの夜景
さて、やっと日没になり、本来目的の夜景撮りに。

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日没頃の写真です。まだ青空と夕焼けが残っていますが、ライトアップも始まり、期待のイメージに近づきつつあり、テンションが上がってきます。

さらに時間が経過し、日没直後のいわゆるブールーモーメントの時間帯になってきました。空が暗くなり過ぎずブルーが残って、夜景撮りには最適な時間帯と言えます。
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少しアップにしてみました。ドームもさることながら、ミナレットが映えます。

ミナレットの高さは、142mもあるそうです。

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今回の目的、リフレクションを伴うブルーモスクの夜景です。ほぼ期待通りの写真が撮れて、遠くまで行った甲斐がありました。

ただ、もう少し左に寄って、ドームがミナレットの中央になるようにしたいところですが、障害物があってこれ以上寄れませんでした。ちょっと心残り、、、

あと、この時間帯、まわりには誰もいませんでした。一人では安全面がちょと気になる場所でした。

あとで知ったのですが、この日はラマダン最終日でしたので、そのせいかも知れません。皆さん、大宴会の最中だったのかも。。。

【撮影機材】SONY NEX-5T + E PZ 16-50mm/F3.5-5.6
【撮影日】2015年7月16日


帰路について
さて、20時近くまで夜景を堪能したのは良いのですが、帰りが問題でした。

流しのタクシーはいないし、駅まで歩くには遠すぎるし、バスは未調査という始末、、、

でも、ネット情報で、少し歩いたところにバスステーションがあることがわかり、そこへ向かいます。

そこからパサ・セニ駅行きのバスに乗れるはずなのですが、なかなかやってきません。

最寄りのシャー・アラム駅まで行きそうなバスが来たのでつい乗ってしまったのが失敗でした。

直接シャー・アラム駅へ向かうのではなく、延々と回り道をして行くのです。はっきりと覚えていませんが、30分~小一時間かかったかと。後悔しきりです。。。

何とかシャー・アラム駅から電車でクアラルンプール中心部へ戻ったのですが、かなり時間を無駄にしてしまいました。

バスの時刻を把握していないのでなんですが、パサ・セニ駅行きのバスがある時間帯であれば、バスを待って利用した方が良いと思います。