OLYMPUSのマイクロフォーサーズ機ボディと(広角~中望遠)ズームレンズを入手した件を前回記事で書きましたが、今回は広角~望遠までをカバーする小型のズームレンズについて記載します。


M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II 

今回入手したものは、OLYMPUSのM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II /28-300です。35mm判換算で28-300mmと広範囲をカバーし、小型で285gという軽量という優れものです。

希望小売価格は、81,000円(税別)と、懐にやさしいレベルです。

マイクロフォーサーズのメリットが十分発揮されている一品と言えます。フルサイズ機で同等のレンズは、かなり大型で重く、価格も相当高くなると思います。

6

OLYMPUSのE-M5 Mark2 に装着

レンズ繰り出しの最短は、広角端の14mmです。E-M5 Mark2と程よくマッチしています。
13
35mm判換算で28-300mをカバーするので、通常はこの一本で済みそうです。

E-M5 Mark2ボディは469g、本レンズは285gと、合わせても754gと軽量のため、今後の常用になる予感がします。

望遠端の150mmではレンズの繰り出し量が大きくなり、見た目に不格好になってしまいます。ちょっと残念。。。
14


実際の撮影例

2022年8月に工場夜景を撮ったものです。ISO200、F5.4、1secでカメラのオートHDR機能を使用しています。
E-M5
明度、色温度など、レタッチしていますが、解像度も含め、とても気に入った写真となりました。

このレベルの写真が撮れるのであれば、私の使い方ではマイクロフォーサーズで十分と思えます。

比較のため、過去にフルサイズ機にオールドレンズを装着して撮ったものを引っ張り出してみました。
A7
機材は、SONY α7にマウントアダプターを介し、PENTAX-M 75-150mm F4を装着しています。
ISO200、F4、8secで撮り、明度、色温度、HDR処理などのレタッチありです。

オールドレンズのためか、解像度感が良くなく甘い画像になってしまっています。

撮影条件、レタッチのできなどにより厳密な比較にはなっていませんが、パソコンで見たりネット投稿に使用したりする目的であれば、マイクロフォーサーズ機で十分と思えます。

というか、フルサイズ機のレンズは高価なのでフルサイズ機にオールドレンズを使ってきた身としては、最新のレンズが使えるマイクロフォーサーズ機の方に軍配が上がると実感しています。

とは言え、撮影対象や目的にも左右されるので、今後うまく使い分けていこうと思っています。