電気料金節約のため、東電のスタンダードXからスタンダードSに契約変更する件は9月15日の記事に書きましたが、今回は、それに伴うスマートメーターの交換について記載します。
変更にあたり設備の確認(変更)が必要ということで、その日を待っていました。
9月下旬に実施された内容は、予想通り、これまで使用していた120Aのスマートメーターを60Aのスマートメーターに変更する工事のみでした。
スマートメーター変更の工事
変更の工事では、宅内のメインブレーカーを落とすよう指示があったので、15分程度の停電になりました。
そして交換後はこちら↓
60Aということで、120Aのスマートメーターよりいくぶん小振りになっています。
60Aのスマートメーターは、サービスブレーカーの機能が内蔵されているので、契約電流を変更する場合、遠隔操作で変更できるようです。
スマートメーター普及以前は、宅内の分電盤に設置したサービスブレーカーの変更工事が必要でしたが、遠隔操作で変更できるのはとても便利ですね。
スタンダードSの契約電流は50Aに
スタンダードSの基本料金(月額)は以下の通りです。
・契約電流50A:1430円・契約電流60A:1716円
電子レンジ、電気炊飯器、ヘアードライヤー、電気ストーブなどの同時使用の可能性を考慮すると60Aあった方が無難ですが、そのために高めの基本料金を払い続けるのもシャクなので、50Aで契約することに。
同時使用を避けるよう注意して過ごすのも嫌ですが、50A以下でこの冬を乗り切れるか試してみます。
※電流が50Aを超えるとスマートメーター内部で電気が遮断されますが、10秒程度で自動復帰するようです。ただし、30分間に複数回遮断が発生すると、電力会社のカスタマーセンターに連絡しないと復帰しないとのことです。
BルートのID・パスワードは継承される
2016年からBルートサービスを利用しており、電子工作と自作プログラムでスマートメーターから積算電力量や消費電力などを読み取って節電に活用しています。
Bルートサービスの利用には認証IDとパスワードをスマートメーターに送り込む必要がありますが、スマートメーターを交換した場合、これらが継承されるのか気になっていました。
スマートメーター交換直後は、IDとパスワードを設定してもうまく動作しませんでしたが、約2日後から、以前と同じID・パスワードでの基本動作を確認しました。
なお、東電のWEBサイト(よくあるご質問)に以下の記事がありました。
この記事では、「最大で1週間程度かかる」とのことですが、今回は2日ほどで済みました。
スマートメーター依存のデータは変更される
具体的には、スマートメーター交換に伴い、以下の3つについて変化がありました。
・Channel
・Pan ID
・Addr(アドレス)
これらを自作プログラムに反映させて、以前と同様に動作することが確認できました。
※市販のスマートメーター対応HEMS機器でこれに類する対応が必要かどうかは不明です。自動で追従する可能性が高いと推測します。
Bルートサービス利用の電子工作とプログラム
Bルートサービスを利用するために電子工作と自作プログラムを使用していますが、これについては別途記事にする予定です。
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