台北から約20km北西に位置する淡水河口の漁人碼頭では、素晴らしい夕景と夜景が楽しめます。

特に情人橋の風情が素晴らしく、様々な角度から撮影を堪能できる絶好のスポットです。

電車とフェリーなどでアクセスも容易なので、ぜひ一度訪れることをお勧めします。


情人橋

台北に滞在のおり、海辺へ出て夕焼けを撮りたいと思っていたので、台北を流れる淡水河も河口にある漁人碼頭はずっと気になっていました。

ある時、MRT中山駅の構内で情人橋の素晴らしい夜景のポスターが目に入り、これは行くしかないと思って本気で調べてみたところ、意外に簡単に行けることがわかり、早速トライした次第です。

MRT淡水駅まで行き、フェリーに乗り継いで漁人碼頭まで行きました。台北中心部から淡水駅までは乗車40分程度、淡水駅からフェリー乗り場までは徒歩10分程度です。
※淡水駅から漁人碼頭へはバスでも行けるようです。

フェリーを降りると、情人橋は目の前です。


夕景

漁船用の桟橋から素晴らしい夕陽が撮れました。情人橋の上は夕景を楽しむ人が予想外に多かったです。

もっと寂しい場所かと思っていましたが、結構メジャーな憩いのスポットのようです。「情人橋」というネーミングの通りカップルも多く、SNS映えを狙ってか皆さん自撮りにいそしんでいました。
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ここで暗くなるのを待って夜景を撮るつもりでしたが、このあと、帰港する漁船が多くなってきて作業の邪魔になるので、早々に退散しました。

特に立入禁止の標識もなかったのですが、後から考えると、部外者立入禁止の雰囲気でした。。。


漁人碼頭觀景平台からの夜景

漁船用の桟橋を後にして、情人橋の夜景を撮る良いスポットを探してみました。

その結果、海沿いに細長い建物があり、その上は長い歩道になっているので、そこが良さそうです。グーグルマップでみると漁人碼頭觀景平台というのがありますが、そのやや東側で撮りました。
※漁人碼頭觀景平台が、長い歩道全体なのか特定の一部なのか把握できていません。

やや斜めからになりますが、ライトアップされた情人橋の美しい姿を堪能できました。台北から足を延ばした甲斐がありました。
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ライトアップの色が刻々と変化するのが楽しめます。
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他の色にも変化しますが、冗長になるので割愛します。


麗宝漁人碼頭広場前からの夜景

やはり水面近くから撮ってリフレクションをもっと楽しみたいので、さらに移動して「麗宝漁人碼頭広場」と書かれた建物の前から撮りました。

期待通り、橋の欄干に並んだ白色のライトのリフレクションが綺麗に撮れたのが良かったです。
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白飛び気味ですが、明るめに撮ってみました。現像ソフトのHDR機能も強めにしてみましたが、ちょっと不自然になってしまったかな、、、
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桟橋からの夜景

さらに、反対側の桟橋まで歩いて逆方向からも撮ってみましたが、背景にいろいろ入ってしまい、ちょっと残念な感じです。
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ここはパスしても良さそうです。


漁船桟橋からの夜景

最後に、名残り惜しく、夕景を撮った桟橋へ戻ってみました。
※この時間になると帰港に伴う作業も終了して邪魔になることもないかと思い。

漁船が両脇に入ってしまい、やはり残念な結果です。橋の欄干の白色のライトも消えてしまいました。
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初めての場所でもあり、撮影ポイントを探すのに苦労しましたが、とても良い夕景&夜景が撮れて満足です。自信を持ってお勧めできます。


帰途について

のんびりと夜景を楽しんでいたので、最終フェリーを逃してしまいました。というか、フェリーの時間に左右されたくなかったので、フェリーの時間を考慮せずに撮っていました。

淡水駅まではバスを利用しようかと思っていましたが、乗り合い自転車YouBikeのステーションがあったので、これ幸いと利用しました。

YouBikeは無人のレンタルが可能で、どのステーションでも借りたり返したりできます。
※YouBikeについては後日記事にする予定です。

漁人碼頭から淡水駅までは4kmちょっとあり夜間で寂しい道路でしたが、危険な目にも合わず自転車で移動できたのは良かったです。※暗い場所もあるのでお勧めはできませんが、、、

【撮影機材】SONY NEX-5T + E PZ 16-50mm/F3.5-5.6
【撮影日】2018年10月1日