シンガポールは近未来的な高層ビルが多く、素晴らしい夜景が堪能できます。

その中でも、マリーナ・ベイ・サンズは定番中の定番とも言える有名スポットなので、今さら多くを語る必要もありませんが、参考までに屋上からの夜景をざっと紹介します。

マリーナ・ベイ・サンズに宿泊して屋上プールから絶景を撮りたいところですが、誰でも行ける一般の展望台の方が広い範囲を撮ることができて有利です。(ヤセ我慢、、、)


南西の方向

どの方向を見てもハイテンションで夜景を堪能できますが、最も輝いているのはこの方向でしょうか。

地下鉄ラッフルズ・プレイス駅近くに広がる高層ビル群が燦然と輝いています。この景観は本当に素晴らしいです。。私の知る限りでは、東南アジアで一番と思います。

中央から右手にシンガポール名所のマーライオンも見えますが、写真では小さすぎて判別しにくいですね、、、
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眼下のショッピングモールの屋根のライティングが刻々と変化するのも面白いです。光と水のシンフォニー「SPECTRA」が毎夜定時に行われているので、この時間帯に合わせて行くのも良いですね。

◆SPECTRAの開催時間は下記時刻から約15分間
午後8時、午後9時、午後10時(金土のみ)
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右下に見えるコスモスの花びらのような建物はアートサイエンス・ミュージアムです。気になる建物なので無理やり構図に入れてみました。ここを飛行機で旋回するとこんな感じでしょうか。
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この建物も「SPECTRA」ではライトアップされるのですが、下の写真ではタイミングが合わずちょっと暗めです。

もう一度、ラッフルズ・プレイス駅の方向をややアップで撮ったものです。APS-C機で焦点距離は19mmなので、35mmフィルム換算で約28mmのレンズに相当します。
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北西の方向

繭のように見えるのはエスプラネード(Esplanade - Theatres on the Bay)、その左奥にナショナル・ギャラリーと、特徴のある建物が目につきます。
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北方向

リッツ・カールトン、パンパシフィック、マンダリン、JWマリオットなどの五つ星ホテルが林立しています。ラッフルズ・プレイスのビル群とは異なる趣ですが、こちらも良い景観と思います。
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北東の方向

屋上展望台をやや東側へ移動して撮ったものです。観覧車シンガポールフライヤーがいいですね。道路の照明も良いアクセントです。

シンガポールフライヤーからの夜景も良さそうですが、(たぶん)揺れるので夜景撮影には適さないと思い、まだ乗ったことはありません。
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シンガポールフライヤーの対岸(右端中央付近)には、水辺にガーデンズ・バイ・ザ・ベイ・イースト(Gardens By The Bay East)という公園があり、そこからマリーナ・ベイ・サンズ方向を撮った夜景もとても素晴らしいです。ここは穴場スポットとして、後日紹介したいと思います。


東方向

眼下にガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens By The Bay)が広がります。不思議な光景で癒されます。

中央やや右の構造物が異彩を放っていますが、これはOCBC Skywayという空中回廊があって、塔の間を渡り歩くことができます。左の貝殻のように見えるのは植物園です。奥はシンガポール海峡でたくさんの貨物船が停泊しています。

左手奥に見えるマリーナバラージ(Marina Barrage)はマリーナベイの水量をコントロールするダムのような施設ですが、その上を歩いて対岸のGardens By The Bay Eastへ渡ることができます。
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OCBC Skyway付近をアップで撮ってみました。かなり大きな施設で、ライトアップが見事です。
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以上、今回はシンガポールで最も有名な撮影スポットとも言えるマリーナ・ベイ・サンズの屋上からでした。

【撮影機材】SONY NEX-5T + E PZ 16-50mm/F3.5-5.6
【撮影日】2018年3月23日