大谷翔平が戦線離脱してからは、活躍を報じるニュースはあまり目にしなくなり、ちょっと寂しい感じです。

以前は、連日のように投打の大活躍が報じられ、それらを目にするたびに気分が爽快になったものでした。

それは良いのですが、ネットニュースの見出しはあまりに大袈裟で、苦笑を誘うようなモノも結構あることに気付きました。

ネットニュースは閲覧数が筆者のポイントになると思われ、閲覧されるためには人目を引く表現が必要なのかも知れませんが、それにしても余りに大袈裟のような気がします。
※まあ、見ていて楽しいですが、、、

野球シーズンも終わりに近づき大谷選手も離脱したので、今期の印象に残った見出しを集めてみました。


大谷翔平のネットニュースの大袈裟な見出し

まずは順不同で列記してみます。

レポーター絶句?
現地実況は最大級の賛辞
球界レジェンドたちも絶賛の嵐
米球界も驚愕
米メディアも脱帽
現地メディアも脱帽の様子
凄すぎてファンも思考停止?な
米メディア、両軍指揮官、敵味方選手から称賛の声
米メディアが最上級の賛辞!
現地では称賛の嵐
米記者たちが震撼
“起死回生35号HR”に米驚愕!

まあ、読み手としては大袈裟な方が読むのも楽しいので良いのですが、「米驚愕」とか「絶賛の嵐」とかどのくらいの人数をもって判断しているのか、分かりませんね。

というか、信ぴょう性が怪しい感じがしてきます。(笑)

大袈裟な見出しを分析してみると、次のような共通する点があるように思います。


極めて多数の人が感じているような錯覚を起こさせる

筆者自身の感想ではなく、第3者の感想として表現していますね。

筆者1人の感想だと弱いので、できるだけ多くの人の意見だと錯覚を起こさせるように書いていますね。

◆例1
米球界も驚愕
米メディアも脱帽
凄すぎてファンも思考停止?な
現地では称賛の嵐
“起死回生35号HR”に米驚愕!

いったいどれだけの人にインタビューしたのかわかりませんが、「米驚愕!」は言い過ぎでは(苦笑)

対象が具体的ではないので、信ぴょう性にも欠けますね。


多数の人々をより具体的に

対象が比較的明確なので信ぴょう性は少しあります。実際に何人かにインタビューしたかもですが、それを全員にあてはめるような錯覚を起こさせる点では、前項と同じ類ですね、、、

◆例2
レポーター絶句?
現地実況は最大級の賛辞
球界レジェンドたちも絶賛の嵐
現地メディアも脱帽の様子
米メディア、両軍指揮官、敵味方選手から称賛の声
米記者たちが震撼


あいまいな表現

実際にはあまり取材していず他のニュース等から拾った印象すすら与える表現で、自信のなさがありありと

◆例3
レポーター絶句?
現地メディアも脱帽の様子
凄すぎてファンも思考停止?な


まとめ

人目を引く見出しを何度も書くのは大変だと思います。対象や核となる表現も出尽くして来た感がありますね。

◆対象
レポーター
現地実況
球界レジェンド
米球界
米メディア
現地メディア
ファン
現地
米記者たち

◆表現
絶句
賛辞
絶賛
驚愕
脱帽
思考停止
称賛
震撼

シーズン中は、同じ表現は使いにくいと思うので、いろいろ組み合わせているのだと思いますが、来シーズンはリセットされてまた同じ表現が繰り返されるのか、今から楽しみです。
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