マイクロソフトフライトシミュレーター(FS2020)を、最低稼働環境に満たない状況でインストール&プレイしてみたところ、一定の範囲でプレイできることがわかりました。

とは言え、プレイを存分に楽しむまでには(当然)至りません

わたしのPCには拡張スロットが無いので、グラフィックボード(グラボ)の増設ができず、悔しい思いでした。しかし、小型・軽量・静音・低消費電力でとても気に入っているので、少なくともあと3~4年は使いたいと思っています。

また、プレイしたいゲームはFS2020だけであり、他のゲームは全くやらない(知らない)ので、高価なゲーム向けマシンを購入するのは躊躇していました。

しかし、旧作より格段に進歩したゲームを無理やりプレイしているうちに、存分に楽しめる環境がどうしても欲しくなってきました。

そんな中、メルカリで格安の中古マシン(グラボ搭載)を見つけたので、わたし的にはこれで十分と思い早速購入した次第です。
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Lenovo IdeaCentre 720をゲット

購入したのは、レノボ製(2017年11月)のIdeaCentre720です。

◆おもな仕様
CPU:Core i7-7700
メモリ:16GB
グラフィック:NVIDIA GTX 1060 6GB
ストレージ:M.2 SSD(NVMe) 500GB (新品)

Core i7ですが第7世代なので、CPU性能としてはあまりパっとしませんが、メモリ容量も16GBあるし、一応及第点のグラボもあり、また高速なストレージも備わっているので、FS2020をプレイするには十分と思いました。

また、常用にするわけではなく、FS2020をプレイする時だけ使用するつもりなので、中古で十分という考えもありました。メルカリで約44,000円という価格も背中押しとなりました。

どういう使われ方をしていたのかわからないので、今後いつまで故障なく使えるかわかりませんが、FS2020に飽きる頃までは動いて欲しいものです。


IdeaCentre 720(GTX 1060 6GB)でFS2020をプレイ

フルHD(1920x1080)の解像度でプレイする上で、特に問題なく動作しました。

グラボなしの当初環境では、1024x768くらいがプレイを楽しむ限界でしたが、GTX 1060 6GBのおかげで、フルHDの大画面で快適に動きます。
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フルHDの画面なら、臨場感たっぷりで画面上の計器情報も読み取りやすくなります。また、グラボがあれば、カクつくこともなく風景がヌルヌルと動くので、リアルに操縦している感が強くなりました。

デメリット

予想はしていたものの、良いことだけではありません。
1)ファンの音がかなりうるさい
2)消費電力が100W以上増加

プレイするうちにグラボ(GPU)の温度が上がって来ると、グラボのファンの回転数が上がり、かなりうるさく感じます。

ゲームの音をかき消すくらいの音になることもあり、ヘッドホン必須で。多少予測していたものの、ここまで大きくなるとは思いませんでした。

プレイ中のグラボの消費電力は100W~110Wくらいで推移しています。グラボとしては比較的小さい方ですが、これでは熱が発生するのも仕方ないですね、、、

なお、厳密には、騒音の出どころがグラボのファンなのか電源のファンなのか判別できませんでした。電源が400Wと非力なので、電源のファン(が)も高速で回り出すのかも知れません。


熱対策

あまりにファンの音が大きいので、どこのファンが影響しているのか見つけるために、側面のパネルを外して観察しようとしたところ、なんとファン音が半減しました。

どうも、PCの筐体内部に熱がこもって、その結果ファンが最大回転数まで上がっていた模様です。側面パネルを外したことで、熱風が排出されやすくなったらしく。

側面のパネルを外したまま運用することで、ファン騒音は軽減しました。ヘッドホンが必要ないレベルになり、一安心です。


まとめ

以下の構成で、FS2020が快適にプレイできるようになった。
CPU:Core i7-7700
メモリ:16GB
グラフィック:NVIDIA GTX 1060 6GB
ストレージ:M.2 SSD(NVMe) 500GB

デスクトップPC(Lenovo IdeaCentre 720)の側面のパネルを外すと、熱がこもりにくくなり、ファンの回転数が下がって騒音が減った。


デスクトップPCは雑然とした内部がまる見えなので、今後は美観を改善していきたく