コンパクト型蛍光灯を使うタイプのダウンライトが点灯しなくなったので、蛍光管を交換しようとしましたが、もう30年も使っていて耐用年数を大きく超えているため、LED電球を使うタイプに変更することにしました。
背景
買い置きが無駄になってしまうのは残念ですが、機器の老朽更新と消費電力低減のため、自宅の蛍光灯のLED化を進めることにした次第です。
※自宅の電気工事をDIYで行うため、第二種電気工事士の資格を取得しています。
これまで使用していたダウンライト
天井裏の高さが低いため、コンパクト型蛍光灯を横向きに出し入れするタイプのダウンライトを使用していました。この器具は高さが10cm程度でした。
これは洗面所のものですが、湿気もあって錆が目立ちます。メンテもせずよくぞここまで放置しておいたものです。蛍光管は点灯しなくなる都度交換していましたが、、、
グローランプがあれば工事無しでLED電球が使える
グローランプがあるタイプであれば、LED電球が使える変換アダプタを口金にセットするなどして電気工事無しで済むらしいですが、グローランプがどこにも見当たらないので、ダウンライトの器具ごと交換することにしました。
※以下の工事には電気工事士の資格が必要
旧器具の取り外し
反射板を取り外すと取付金具が見えるので、それを適当に動かしてダウンライト全体を引き出せました。取扱説明書も無い状態で、手探り状態です。
取り付け穴は150mm、天井材は一般的な石膏ボードです。
電線から外して銘板を見ると、型番は「NF11678]で「電子スタート式」と記載がありました。また「940203」の表記は、たぶん製造年月日と思われます。94年2月3日製造とすれば、まさに30年ものですね。。。
蛍光管の口金付近の写真です。蛍光管は「FDL18EX-N」を使用していました。口金の上に見える部分が電子スターターのようです。グローランプが見つからないわけですね。
それにしても、ほこりが等目立ち、発煙発火につながらないか心配なレベルです。もっと早い時期に交換すべきでした。自宅では同型のダウンライトを8台使用しているので、他も早急に交換を進めることに。
新しいダウンライト
LEDの寿命は約4万時間なので10年以上はもちそうですが、やはり電気工事無しで取替えられるLED電球を使うタイプに大きなメリットを感じます。子供の世代になっても、電球タイプであれば資格なしで自由に交換できますし。
ただし、LED電球を使うタイプは電球のソケットがあるので、LED一体型に比べ大きくなってしまうのがデメリットですが、、、
選択したのは、panasonic製の「NNN61517WK」です。写真のように電線に接続して、このあと、取付穴に嵌め込みました。
2本のバネ状の金属を内側に折りたたんだ状態で取付穴に嵌め込み、押し上げると固定される仕組みです。工具が必要なく、石膏ボードに適したうまい方法ですね。
あとで気がついたのですが、これはボール電球を使うタイプでした。なので、写真のような一般電球型のLEDでは隙間が多くなってしまい、ちょっと不自然ですね。また、このダウンライトの使用推奨電球はボール型なので、後日交換することになってしまいました。
コンパクト型蛍光灯は消費電力18Wで全光束は1070ルーメンとかなり明るめだったので、同等クラスの明るさを求めるのであれば、60W形(白熱電球60W相当)以上のLED電球が必要ですが、洗面所という比較的狭い空間なので40W型のLED電球にしました。結果として、40W形でも十分な明るさでした。
◆消費電力
旧器具はコンパクト型蛍光灯が18Wでした。さらに安定器で若干の電力を消費し、銘板に記載された消費電力は21.5Wでした。新しい器具ではLED電球の消費電力が4.8Wなので、以前の4分の1以下になりました。1台では約17Wの削減ですが、わが家では同型のダウンライトが全部で8台あるので、全てLED化できればそこそこの省電力になります。
まとめ
器具の老朽更新ができて安心・安全につながり、消費電力は20W弱低減できました。
同型のダウンライトが全部で8台あるので、全てLED電球を使うタイプに変更することにしました。
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