健康保険証がマイナンバーカードにほぼ一本化される日が近づきつつあるので、本当にスムーズに使えるかどうか試してみました。

その結果、意外に簡単で懸念する材料は見当たりませんでした。

※以下、マイナンバーカードをマイナカードと記載します。


マイナカードの登録方法

マイナカードを健康保険証として使うためには初回だけ登録が必要で、以下の3つの方法があります。

1)顔認証付カードリーダーから登録
 ・医療機関や薬局の窓口等にあるカードリーダーで手続き

2)マイナポータルからの申請
 ・マイナポータルにログインして登録作業を行う

3)セブン銀行ATMからの申請
 ・全国のセブン銀行ATMにて登録作業を行う

私はすでにマイナポータルから申請を行っていたので初回登録は終了しています。


マイナカードリーダー

健康保険証として実際に使うのは今回が初めてです。万一使えないことになったら面倒なので、従来の紙の健康保険証も念のため持って行きました。

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行きつけの歯科医院の窓口に設置されていたマイナカードリーダーです。(イメージ写真)
顔認証機能が付いています。

受付には(やはり)誰もいなかったので、診療カードを受付箱にいれ、マイナカードをリーダー下部に差し入れて(勝手に)操作を行いました。


本人確認

医院内では写真撮影は(たぶん)禁止なので、以下全てイメージ写真になります。
まずは本人確認を求められます。

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まわりに人がいるところで暗証番号を入力するのは嫌なので、顔認証を選びました。以前は顔認証があることを知らなかったので、マイナカードを健康保険証として使うのは避けたいと思っていましたが、これなら安心です。

マイナカードに登録した写真とは異なるメガネを装着していたのですが、難なくパスしました。マイナカード作成時はフチありの丸っこいメガネで、今はフチなしに近い四角なメガネを使っています。どういう認証を行っているかわかりませんが、うまくできています。逆に、なりすましができないか気になってしまいます。


過去の診療・薬情報の提供同意/不同意

次に、過去の診療・薬情報の提供に同意するかどうかの選択があります。特に隠しておきたい事項はありませんが、情報がどのように使用されるのか気になります。また、この医院の記録に残ってしまうのかも不明ですし、、、


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情報は「診療や健康管理のために使用します」とありますが、使用後に破棄されるのかどうかも分かりません。また、紙の健康保険証と何が違うのかも不明です。あらためて同意を求めるということは、紙の健康保険証の時以上の情報が開示されると想定されますが、、、

ということで、ここは迷わず「同意しない」を選択しました。それにしても、毎回この同意/不同意を選択するのは面倒ですね。手違いで「同意する」をタップしてしまう可能性もあるし、、、慎重に操作しなければなりません。


いずれにしても、マイナカードを健康保険証として初めて使用した結果は想定していたより簡単で、スムーズに操作できました。念のため紙の健康保険証も持って行きましたが、次回以降はマイナカードだけで済みそうです。