沖縄旅行の主目的はエメラルドグリーンの海を写真に収めることでしたが、曇りや雨の日が多く短時間の晴れ間があってもすぐに悪化するなど、撮影条件的には悪い日々でした。

とりあえず那覇に5泊し、晴れた日に車を借りて遠出し海の写真を撮るつもりでしたが、空振りの日が続きました。那覇での2日目と3日目は車を予約していましたが、天気が悪いためキャンセルして遠出は諦めました。

週間天気予報では「晴れ時々曇り」だったので期待していたのですが、大外れでがっかりといったところです。沖縄は天気が変わりやすいと諦めることに。


車はカーシェアを利用

そんなこともあろうかと、車はレンタカーではなくカーシェアを予約していたので、キャンセルや変更の自由度が高く重宝しました。また、台数が多いので利用直前の予約も取りやすいと言えます。

4日目の天気予報も曇りだったので諦めていましたが、期せずして晴れ間が出たので急遽カーシェアを手配して海をめがけて乗り出しましたが、なんと曇り空に転じてしまったので、遠出はやめて那覇市内をドライブすることに。


夕日スポットを求めて

まずは、海に沈む夕陽が撮れそうな場所を見つけようと海岸沿いを走ってみましたが、良いスポットは見つけられず、、、
唯一、Googleマップに記載されていた「安謝新港夕日スポット」なるところが良さげですが、路上駐車するしかなくトラックが行き交う所だったので、条件はいまいちでした。
※那覇では雨が多くて夕焼けに出会うこともなかったので、結果的に再訪することはなかったです。


空港周辺

離着陸機が間近で見られそうな場所を探しましたが見つけられずに、周辺を少し走っただけで断念しました。が、今Googleマップを見て気が付いたのですが、空港南側に「瀬長島」という絶好の場所があることがは判明しました。ビーチも公園も駐車場もあり夕陽も拝めそうなので、ここを外したのは痛恨の極みです。調べればすぐにわかりそうなスポットなのに、、、
次に那覇へ行く機会があれば、必ず行ってみようと思います。


識名園

空港付付近を走ったあと、とりあえず行きたい所が無くなって地図を眺めていたところ、琉球王国の別邸である「識名園」を見つけました。世界遺産にも登録されているし、空港付近から車で行き易い場所にあるので、行ってみることに。

識名園は1700年代後半に造営され、国王一家の保養や、中国からの使者冊封使の接待等に利用されていたということです。また「造園形式は池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とした廻遊式庭園で、日本の造園形式を基本としながら、池に浮かぶ島には中国風のあずまやである六角堂、大小のアーチ橋が配されるなど、琉球独特の工夫が見られる。」ということで、期待が膨らみます。

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順路の始めの方に熱帯雨林を思わせる樹木があり、テンションが上がってきます。

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池のほとりに出ました。ちょっと前は雨が降っていたのですが、青空が見えて池にも映り込みラッキーでした。


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さらに進むと別邸(御殿)が見えてきます。沖縄戦で破壊されましたが、1975年から20年かけて再建されたそうです。

御殿に上がって見学することもできました。昔ながらの建物ですが部屋数も多く立派な別邸であったことがうかがえます。


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池に架かるアーチ橋で、歩いて渡ることができます。なかなか風情があり、池の周辺を楽しく散策することができました。

期せずして訪れた識名園ですが、観光客も少なくのんびりと散策でき、当時の雰囲気にひたることができました。


~次へ続く~