クアラルンプールのペトロナスツインタワーは直近から何度か撮っていますが、今回はデジタル一眼とスマホで撮り比べてみました。
撮影場所は、噴水のあるKLCC公園側で、ペトロナスツインタワーのほぼ正面です。小型の三脚を使用し、レタッチで修正を施しました。
デジタル一眼
・カメラ:SONY ZV-E10
・レンズ:SONY E PZ 10-20mm F4 G
・ISO感度:100・シャッター速度:6秒
・絞り:F16
・焦点距離:10.5mm(35mm換算で約16mm)
旧正月の時期だったので、赤くライトアップされていました。
噴水の流れ感を撮りたくF16まで絞り込んだので、照明の光芒がうまく星形になりました。全体的に意図した画が撮れたと思います。
スマホのメインカメラ
スマホはXiaomiのミドルクラスのもので、超広角、AI機能、HDR機能オンでオート撮影です。
・ISO感度:843
・シャッター速度:1/15秒
・絞り:F2.2
・焦点距離:1.65mm(35mm換算で約16mmくらいの画角)
スマホカメラでもISO感度やシャッター速度をマニュアルで設定することができるようですが、スマホでの設定にはなじみが無く面倒なのでオート撮影にしました。絞りは設定できないのでスローシャッターにはならないこともあり。
レタッチでかなり補正してありますが、スマホでもここまで撮れることに驚きました。三脚があればブレることもなく、夜景でも一応満足できる画質で撮れることがわかりました。
シャッター速度は15分の1秒なので、噴水はやや静止に近い状態ですが水量が感じられ、これはこれで良いかと。
照明の光芒はぼやっとして残念な感じですが、これはしかたがないですね。解像度はこのサイズで見るのであれば、特に違和感なく十分かと思います。
まとめ
三脚を使用しレタッチソフトで補正すれば、スマホでも十分な画質になることが確認できました。
旅先など、できるだけ身軽な装備で夜景を撮りたい時には、スマホを利用することもありかと思います。
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