運転免許証の更新が近づいてきましたが、有効期限の約半年前に「高齢者講習」のお達しがきました。70歳以上の場合は、免許証更新の手続きの前に「高齢者講習」を受けなけらばならないとのこと。
なんとも面倒な話ですが、高齢者の事故が多くなっているので主旨は理解できます。とは言え、本当に必要なのか疑問に思える点もあるので、備忘も兼ねて記載しておくことに。
免許証更新のための講習の通知
高齢者講習のお知らせでした。
免許証の更新満了日が70歳以上になる人は、更新手続き前に「高齢者講習」を受講せよとのお達しでした。
私の場合は、今回の免許証更新で初めて70歳以上になるので、初めてこの通知を受け取りました。いよいよ「高齢者」の扱いになってしまったのかとビックリというかガッカリというか、、、
高齢者講習の内容
・運転適性検査(動体視力、水平視野など)
・講義(座学)
・実車指導
通知書の裏面記載の教習所で受講するようにと指定があります。実車指導があるので、教習所でないとできないのでしょうね。
とは言え、この辺で少し違和感を感じてきました。(日々運転している)70歳くらいで実車指導が本当に必要なのでしょうか。
受講費を見てビックリ仰天
「高齢者講習」の内容が気になってきたので、警視庁の関連ページを見てビックリ、、、なんと受講費が6,400円もかかります。
免許証の更新費用が3,000円くらいなので、その倍以上を「高齢者」講習で余分に払わなければなりません。
一体、いつ誰がこんなことを決めたのか全く知りませんでした。騒ぎになっていないのが不思議な気がします。ボッタクリとしか言いようがありません。(年金生活の)高齢者にこんな負担をかけるとは、、、
講習の予約電話が全くつながらない
何度チャレンジしてもダメなので、自宅から遠い教習所数カ所にも電話しましたが、ほば同様でした。どうなっているんだか、、、
心が折れそうになりましたが、ネットでオンライン予約できる教習所が数カ所ありトライしてみたところ、3カ月先の予約がやっと取れた次第です。
受講費は8,000円!
ただし、この教習所の受講料はなんと8,000円でした。警視庁のWEBサイトで見た価格6,500円よりさらに高額です。もはやボッタクリを通り越して詐欺にあったような感じです(苦笑)
また、電車で片道1時間もかかる教習所でしたが仕方ありません。免許証の更新ができないと困ってしまうので、諦めるしかありません。
実際に受講した高齢者講習
当日の内容は以下の通りです。
・運転適性検査(動体視力、水平視野など)
・実車指導
・講義(座学)
運転適性検査、実車指導とも試験ではなく、合否が決定されるものではありません。
運転適性検査
始め遠くに見えるランドルト環はかなり小さく、近づくにつれ大きくなって来るので判別できますが、その反応を検査する仕組みです。もともと視力が良くないこともあり、好成績ではないですが運転に支障ないくらいの結果でした。
水平視野の試験は、正面を注視した状態で、白いスポットが見えなくなる角度を測定します。片目づつ測定し、合わせて視野角となります。180度近く見えたので、結果的には良好でした。
実車指導
高齢者講習に特徴的なものとして「段差乗り越え」がありました。10cm程度の段差に接して一時停止し、アクセルを踏んで乗り越えた直後にブレーキに踏みかえて1m以内に停止するというものです。普段の運転ではやらないので若干緊張しましたが。意外に簡単でした。
講義(座学)
まとめ
運転免許証の更新満了日が70歳以上になる人は、更新手続きの前に「高齢者講習」を受講する必要があります。
自宅に近い教習所で講習の予約を取ろうとしましたが、全く繋がらず予約を取ることができませんでした。ネットでオンラインで予約を取ることができた教習所は、自宅から1時間もかかる所にあり、講習費は8,000円と極めて高額でした。
高齢者講習では、運転適性検査と実車指導がありますが検査の合否を判定するものではなく、実力を自覚する程度のものです。70歳を超えたからと言って、これらが必須になるとはとても思えません。それにもかかわらず講習費が8,000円程度と極めて高額です。
いつ誰が決めた制度か全くわかりませんが、高齢者からこれを搾取する仕組みには驚きました。(教習所の)利権がらみとしか思えません。。。
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