マレーシアへの旅行に備えて、英国型(BFタイプ)の電源コンセントに日本型(Aタイプ)のプラグを挿せるよう準備した。

まずは、以前利用した小道具を取り出し、今回もこの方法で行くことに。

BFタイプのコンセントに丸形電極のプラグを挿せるようにする小道具(治具

下の写真では見えていないが、裏面の上部に出っ張りがあり、この部分がBFタイプのコンセントのアース部分に挿されると、下部2つの穴に対応する部分のシャッターが開き、Cタイプなどのプラグが挿せる仕組み。
01_03
実際の使用時は、始めにプラスチック製の治具をBFタイプのコンセントに挿し、その上でCタイプ/Aタイプ変換プラグを挿して使うことに。

スマホの充電をしながらタブレットも充電/使用したい場合などは2系統必要なので、上記を2セット持って行けば良いのだが、これでも若干嵩張るのでさらに工夫することに。


さらに簡単な方法を目指す

プラスチックの突起がBFタイプのコンセントのアース部分に挿さされば、電源電極の2つの穴のシャッターが開いてCタイプのプラグが挿せるようになるのだから、この突起さえあれば十分なはず。
12_12
電源電極に2つの穴にも突起があるが、これはプラスチック製の治具がズレないよう位置決めをするだけで、無くても支障はなさそう。

ということで、アースに対応する突起部を切り離してみることに。
12_13
カッターで切り込みを入れ、かなりの回数繰り返してなんとか分離。ノコギリを使えばよかった。


12_14
これをBFタイプのコンセントのアース部分に挿せば、Cタイプのプラグが挿せるようになる。

一度、Cタイプのプラグを差し込んでしまえば、このプラスチックのみを抜き去っても問題ないので、1個あれば使い回して複数の箇所で利用することができるので、Cタイプ/Aタイプ変換プラグを同時使用したい数だけ用意すれば良い。英国型(BFタイプ)のコンセントに対応するにあたり、極めて少ない機材で行けることに。

以前はストローなどをアース部分に挿す方法なども試みたが、ストローの材質が柔い場合などは失敗してしまうなど不確実だったが、この方法なら安定した動作が期待できそう。

※2025年8月にマレーシアで実際に使用して動作確認済み