バンコクでは高架電車(BTS)や地下鉄(MRT)が利用できますが、路線バスの方が便利な場所がたくさんあります。熱帯の炎天下をあまり歩かずに済むなど、快適な移動が可能です。

また、駅からやや離れた場所にあるホテルは比較的コスパが良いので、路線バスを有効に利用することでそのメリットを享受できます。

タクシーを利用する手も無論ありですが、ぼったくりに会ったり、遠回りをされたりで、わたし的にはあまり良い印象はありません。

今回は、バンコクで路線バスを利用する際にとても便利な「バンコク・バス路線図」を紹介します。A5版全24ページのコンパクトな冊子で、持ち運びも容易です。

セントラルワールドに続くバンコク伊勢丹の6階にある紀伊国屋書店で購入できます。記憶は曖昧ですが、価格は100バーツか120バーツだったかと。
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路線バスには全て番号が付いているので、行き先のタイ語が読めなくとも大丈夫です。1番から500番台まであります。また、数は少ないですが番号の頭にMが付くメトロバスもあります。


バス路線図の見方

1番~37番までのバス路線図を例にあげてみます。
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1番バスに着目すると、南から北上しBTSサパーンタクシン駅の横を通ってさらに北上し、チャイナタウンを経由してワット・アルンやワット・プラケオまで行ってからUターンして、ほぼ同じルートを南行することが分かります。※一方通行のため一部で迂回あり

また12番バスの場合は、東からBTS戦勝記念塔駅(Victory Monument)を経由し西へ向かってから南下して、カオサン通り近くから民主記念塔を経由してさらに南下し、ワット・スタット前を通りワット・ポー付近でUターンし、ほぼ同じルートを戻ることがわかります。※図では不鮮明ですが、実物では判別が可能です。※一方通行のため一部で迂回あり


路線バスの乗り方

バス停で、手を水平またはそれより下方に下げて横に出して運転手にアピールしましょう。アピールが不十分だと無視されて通過されます。地面を指さして「ここに停まれ」みたいなアピールが良いみたいです。

車掌が巡回してくるので、料金を払うと切符の役割がある小さな紙きれを渡してくれます。目的のバス停が近くなったら降車ベルのボタンを押せば停車してくれます。

ここで面倒というか戸惑うのは、ノンエアコンバスかエアコンバスかで料金の形式が異なるのと、終点まで行かない「折り返し運転」がある点です。また、バスには民間委託なども含めいくつか種類があり、同じ区間でも料金が異なることがあります。


◆ノンエアコンバス
これは単純で、距離によらず一律料金のため行き先を言う必要がないので、面倒が無くが安心です。最も良くみかける大型の赤と白が特徴的なバスは、一律6.5バーツと安価です。民間委託のやや小型のオレンジ色のバスは9バーツ程度のものが多いです。
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チャイナタウンを走る1番バス

◆エアコンバス
距離によって料金が異なるので、行き先を言わなければなりません。停留所の名称など分かりませんし、分かっていてもタイ語で発音するのは難しいので、これはプレッシャーです。

有名な観光スポットや駅名などであれば英語で通じますが、それ以外は注意が必要です。わかりやすいホテルやショッピングセンターや通りの名称を覚えておいて、それを伝えるのが良いでしょう。

スマホでGoogleマップの画面を見せる手もありますが、揺れる車内では良く見えないらしく、行きたい場所が認識されるまで時間がかかることがありました。また、紙の地図も同様ですし、老眼の車掌さんだとさらに面倒なことに、、、(笑)


◆折り返し運転に注意
バスの正面ウィンドウに立てかけてあるボードにはタイ語で行き先が書いてありますが、読めなくともその色には注意が必要です。
・紺色:終点まで行くバス
・赤色:終点まで行かずに、途中で折り返し運行するバス
・黄色:途中から高速道路を走行し、定期ルートとは別のルートを走行するバス

なので、うっかり赤色ボードのバスに乗ってしまうと、行きたい所へ着く前に降車を余儀なくされることがあるので、できるだけ紺色ボードのバスを選ぶのが無難です。


◆渋滞に注意
バンコクでは慢性的な渋滞が発生する場所があるので、そういう路線は避けることが無難です。バスに乗る区間は少な目にして、最寄りのBTSやMRTを併用するのも有効ですね。

また、ノンエアコンバスは窓を開けっぱなしで走るので排気ガスが車内にも入ってくるため、渋滞の区間で長時間の乗車は避けたいところです。

私の場合はノンビリ行動するのが好きなので、どんなに渋滞があってもエアコンバスで車窓からの眺めを楽しみつつ利用しています。


まとめ

若干の注意点はありますが、路線バスを乗りこなせばバンコク滞在がより楽しめること請け合いです。日常の足として利用すると行動範囲が広がります!

そのためには、バンコク・バス路線図はとても便利なので、路線バスの利用に興味がある方にはお勧めです。必携と言っても良いでしょう。