バンコクの中心部にあるルンピニー公園や国際会議場近くのベンジャキティ公園は、市民の憩いの場所となっていますが夜景撮りも楽しめます。

周辺には大きなビルが建ち並び池もあるので、都市夜景とその水面反射(リフレクション)が楽しめる絶好の撮影ポイントと言えるでしょう。

MRT(地下鉄)の駅に近くて便利なので気軽に夜景を撮りに行けるため、何度も訪れています。

暗くなってもジョギングやエアロビクスを楽しむ人が多いので、比較的安心して行動できるのも魅力です。

好きな撮影ポイントは自ずと決まってきますが、カメラやレンズの種類や天候によって写真の趣が変わるので、何度行っても飽きることがありません。


ルンピニー公園

ルンピニー公園は、MRTシーロム駅またはルンピニー駅すぐ近くにあり、夕方からエアロビクスやジョギングを楽しむ人が多く、市民の憩いの場となっています。

夜景撮りに何度も訪れた結果、最も気に入っているのは以下に示すあたりです。


ここから眺めるシーロム駅周辺のビルとそのリフレクションは秀逸です!

特徴のある形状のビルが目立ちます。中央に燦然と輝いているのは、Abdulrahim Placeというオフィスビルです。格好のランドマークですね。右手に赤く輝くのはCanon(キヤノン)の電飾です。この赤も良いアクセントです。
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【撮影機材】SONY NEX-5T + E PZ 16-50mm/F3.5-5.6
【撮影日】2018年7月6日

少し左に移動すると、超高層ビルのマハナコーンも見えてきました。その下方はCanonの赤ですね。
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【撮影機材】SONY NEX-5T + E PZ 16-50mm/F3.5-5.6
【撮影日】2018年7月6日

前回はAPS-C機とズームレンズでしたが、下記ではフルサイズのデジイチと単焦点のオールドレンズで、画質を追求しました。(笑)

これまでに撮った中では最高のものになりました。風も弱くリフレクションも綺麗です。Canonの赤も良く目立ちます。公園の緑も良い感じです。
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【撮影機材】SONY α7 + mount adapter + PENTAX 24mm/F2.8
【撮影日】2018年12月9日

ボート乗り場付近からです。ここもいいですね。公園の雰囲気も良くわかり、グリーンがひと際映えます。
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【撮影機材】SONY α7 + mount adapter + PENTAX 24mm/F2.8
【撮影日】2018年12月9日

回り込んで、ボート乗り場から撮ってみました。アヒルの遊覧ボートは日本でも良くみかけます。世界的に共通なデザインなのでしょうか。
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【撮影機材】SONY α7 + mount adapter + PENTAX 24mm/F2.8
【撮影日】2018年12月9日

さらに回り込んで、BTSプルンチット駅南側にある青い三角屋根のビルを入れてみました。これも良いランドマークですね。24mm単焦点レンズの撮影ですが、この方向はもう少しアップで撮りたいところです。
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【撮影機材】SONY α7 + mount adapter + PENTAX 24mm/F2.8
【撮影日】2018年12月9日


ベンジャキティ公園

ベンジャキティ公園は、MRTクイーン・シリキット・コンベンションセンター(Queen Sirikit National Convention Centre)駅から徒歩数分の位置にあります。暗くなってからもジョギングを楽しむ人が多いので、ここも安心して夜景撮りを楽しめます。

最も気に入っているポイントはここです。南北の長い池の南西端付近です。右手に立ち並ぶ高層のコンドミニアムとMRTスクンビット駅(BTSアソーク駅)近くのビル群が一望でき、とても素晴らしい景観です。リフレクションも抜群に美しいです。
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【撮影機材】SONY α7 + mount adapter + PENTAX 24mm/F2.8
【撮影日】2018年12月6日

少し北側に進んでコンドミニアム群をほぼ正面から撮ってみました。リフレクションも楽しめ、ここも良い撮影ポイントです。これらのコンドミニアムは屋上のヘリポトの形状が特徴的なので、遠くから見ても良くわかります。ランドマークにもなりますし、それ自体が良い被写体でもあります。
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【撮影機材】SONY α7 + mount adapter + PENTAX 24mm/F2.8
【撮影日】2018年12月6日

次の写真は、別の機会にレンズだけ変えて撮ったものなので、テイストが少し異なっています。APS-C機用のズームレンズ(16-50mm)ですが、上記の単焦点24mmレンズで撮ったものと極端な差は無いようです。

旅行に出る時には、軽くて小型のAPS-C機用ズームレンズにするかフルサイズ機用の単焦点レンズを複数持って行くか悩むことが多いのですが、この結果を見ると(手軽な)ズームレンズで十分な気がしますね。。。
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【撮影機材】SONY α7 + E PZ 16-50mm/F3.5-5.6
【撮影日】2019年4月7日

以上、今回はバンコクで夜景撮りを楽しめる公園を2つ紹介しました。


<2019年11月30日追記>
公園の夜景を撮る際には広角系のズームレンズを使用することが多いのですが、この11月にフルサイズのデジタル一眼レフに75mm-150mmの望遠ズームを装着して撮りに行きました。

機材が大きくて重くなり、三脚も大きくてしっかりしたものが必要になるので、これまで実現できていませんでしたが、意を決してトライしてみました。


ルンピニー公園(75mm-150mmズーム)

まずは、広角では判別できなかった超高層ビル・マハナコンを撮ってみました。

Canonの赤い電飾をしっかり入れようと右へ移動するとマハナコンが手前のビルに隠れてしまうので、この位置が限界でした。

ビルや電飾の文字はクッキリと見えるようになりましたが、池の水面反射は綺麗に出るものの範囲が狭くなってしまいました。ここは広角の方が良さそうです。
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ルンピニー公園南側にある特徴的なビルは、しっかりと捉えることができました。ビルの左側面に掲げられた国王の図(写真?)も認識できます。水面が構図にあまり入らないのはどうしようもないですね。
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次は、池を南側に回って北東方向にある三角屋根のランドマーク的ビルを撮ってみたものです。細部まで撮れたものの、水面反射が中途半端になってしまいました。ここは、50mmレンズくらいが良さそうです。
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【撮影機材】SONY α7 + mount adapter + PENTAX-M 75-150mm/F4
【撮影日】2019年11月7日


ベンジャキティ公園(75mm-150mmズーム)

まずは、池の南端からBTSアソーク駅の方向を撮ったものです。やや距離があるので、望遠だとちょうど良い感じで対象を切り取ることができました。水面反射も存分に楽しめます。
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せっかくの機会なので、最も特徴的なビルをズームアップしてみました。
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最後は、75mm近くで撮ったものです。この公園も広角レンズがより向いていると思いますが、この構図は気に入りました。
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【撮影機材】SONY α7 + mount adapter + PENTAX-M 75-150mm/F4
【撮影日】2019年11月7日

フルサイズのデジタル一眼レフに75mm-150mmの望遠ズームを装着して撮りに行ったものの、その甲斐があったかどうかは微妙なところですが、撮りたい対象がはっきりしている場合は、安定感や迫力のある写真が撮れると思います。