バンコクのシーロム通りにあるステートタワー(State Tower)は、屋上にドーム状の建造物を有するランドマーク的高層ビルで、そのルーフトップバーからは至高の夜景を楽しむことができます。

ただし、ルーフトップバーや併設のレストランでは三脚を使用したり自分のペースで撮影することは難しいですし、このビルの高層階にあるルブア・アット・ステートタワーは五つ星の高級ホテルなので、夜景撮りのために気軽に泊まるわけにも行きません。

しかし、良い方法があります。なんと、ステートタワーにも民泊がありました。

67階建てのステートタワーの一部はコンドミニアムになっているので、その所有者が民泊として提供しているのだと思います。リバービューの部屋からは、高級ホテルと同様の素晴らしい景観が楽しめます。
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ステートタワー(写真中央)


Airbnbで予約

3年前になりますが、民泊紹介サイトの Airbnb で予約して宿泊しました。複数の部屋が選択可能だったので、なるべく高層階を選びたいところですが、日程や価格の制約もあって中央付近の階で1泊あたり約六千円の部屋を選びました。

リビングから撮ったものです。奥がベッドルームとベランダです。手前にキッチン、右にバスルームがあり、十分な広さでした。
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ベランダからはこんな風に見えます。ルーフトップバーやレストランと違って、思う存分撮れます。三脚も使い放題です。(笑)
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チャオプラヤー川が眼下に広がります。いかにもバンコクらしい景観を満喫できます。どんな夜景が撮れるか楽しみです!
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ステートタワーからの夕景&夜景

まずは夕景からです。ベランダから南東の方向には、緩やかにカーブしているチャオプラヤー川が目に入ります。とても良い構図です。この日は夕焼けも見事でした。
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いよいよ待望の夜景です。期待通りでテンションが上がります。チャオプラヤー川を行き来する船の光跡も撮るべく、98秒ほど露光してみました。中央付近に長く延びている光跡は、タクシン橋を含む道路と高架電車BTSの線路ですね。
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次は少しアップにして撮ったものです。より多くの船の光跡を撮りたいので、ND8フィルタを使用して約10分ほど露光してみました。
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チャオプラヤー川の両岸には高層のホテルやコンドミニアムが見えていますが、この中にはリーズナブルな価格のホテルや民泊もあり、実際に宿泊したことがあるので、後日紹介したいと思います。


次は、タクシン橋を含み、やや上流方向です。中央はシャングリラ・ホテル、その右手の対岸にはザ・ペニンシュラ・バンコクが見えます。ここからの夜景も絶景と思いますが、五つ星ホテルなので、夜景を撮るだけの目的では手が出ません。

中央奥は、高層コンドミニアムのThe Riverです。ここには四つ星クラスのホテルが併設されているようなので、いつの日か宿泊して夜景撮りにトライしてみたいものです。
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さらに上流方向です。船の光跡を撮るには、この方向がベストでした。露光時間は約5分です。渡し船の光跡の曲線がグッドでした。
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さらに上流方向には、ミレニアム・ヒルトン・バンコクが見えています。ここのルーフトップバー「Three Sixty」からは、7月9日の記事に記載した通り最高クラスの夜景が楽しめます。

左手に煌々と輝いているのは、商業施設「ICONSIAM」の工事現場です。既に完成して開業していますが、この写真の撮影時(2016年2月)にはこんな感じでした。今はICONSIAMが光り輝いているので、再度このステートタワーから撮ってみたいものです。
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以上、今回はステートタワーの中層階からの夜景でした。とある民泊から自由な夜景撮りを堪能でき、忘れ得ぬ体験となりました。

【撮影機材】SONY NEX-5T + E PZ 16-50mm/F3.5-5.6
【撮影日】2016年2月7日、9日


※高層のコンドミニアムにある民泊を利用すれば、とても良い眺望が期待でき素晴らしい夜景が撮れそうなので、バンコクでも数回利用しています。ただし、民泊はバンコクでもグレーゾーンの要素があるようです。これまでに何か不安な事象はありませんでしたが、今後の推移には注意しておきたいところです。