海外旅行時に現金で決済するかクレジットカードで決済するか迷うことがあるので、バンコクへ先月旅行した際の記録をもとに、どちらが有利か詳細を確認してみました。
その結果、現金での決済が有利で、クレジットカードキャッシングを利用してでも現金決済を選択した方が良いことが分かりました。
すでに、12月4日の記事で両替レートの比較について記載しているので、その表にクレジットカード決済の結果を追加してみました。比較しやすいように、1万円を両替して得られるタイバーツ(1万円に相当するタイバーツ)に換算しています。
◆マスターカードで326バーツを決済現地で326バーツをマスターカードで支払い、帰国後に請求額を確認したところ、1,202円となっていました。したがって、1万円に換算すると2,712バーツに相当することになります。
◆JCBカードで2,205バーツを決済
同じ日に、2,205バーツをJCBカードで支払い、帰国後に請求額を確認したところ、8,095円でした。したがって、1万円に換算すると2,723バーツに相当します。
◆最高値からの差分
市中の両替商で1万円をタイバーツに両替するのが最も有利で、それを最高値として差分を計算すると、クレジットカード決済の方が数十バーツ不利になることがわかります。
1万円あたり200円程度の差ですが、数万円の消費であれば1,000円程度の差になりますね。クレジットカード決済の場合はポイントやマイルが稼げますが、この差に見合う恩恵は無さそうな気がします。
◆クレジットカードキャッシングとの比較
キャッシングの場合利息がかかりますが、数日後に繰り上げ返済をすれば最高値からの差分はわずかです。したがって、クレジットカードで決済するよりはクレジットカードキャッシングを利用して現金で決済する方が有利です。
ただし、繰り上げ返済をしないで(平均的な借用期間の)40日後にキャッシングの返済を行った場合は、クレジットカード決済とほぼ同じくらいの負担になってしまうので要注意です。
まとめ
格安ホテルやあざとい店舗などではクレジットカード決済の場合、若干の手数料を上乗せすることがあるので、さらに不利になります。
したがって、現金での決済が有利で、クレジットカードキャッシングを利用してでも現金決済を選択した方が良さそうです。
※両替レートは日々変動しますが、11月上旬~中旬では大きな変動は無かったかと。
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