パソコンのモニターは横に設置することが一般的で、私も長年そのように使っていました。

モニターを複数持っているので、一台を縦に設置することは以前から念頭にありましたが、モニターアームなどが無いと難しいのでこれまで実現できないでいました。

先日、比較的なシンプルなモニターアームをAmazonで見つけたので、購入して自宅の机に取り付け、モニターを縦に取り付けてみました。

使ってみた結果、予想以上に便利で、なくてはならないモノになりました。もっと早く実施すれば良かったと後悔しきりです。


モニター設置状況

2台の21.5インチの液晶モニターのうち1台を付属のスタンドで普通に使い、もう1台をモニターアームを使って縦に設置しました。解像度はいずれも、1920x1080ピクセルです。
dsp
以前は双方とも付属のスタンドで一般的な横置きとし、右側を拡張画面として使っていたので、横方向には広くてそれなりに重宝していましたし、見た目にも違和感なくバランスは良かったと思います。

◆見た目のバランスは良くない
右側のモニターを縦に設置すると、見た目に雑然とした感じで長く使う気になるか不安でしたが、いざ使い始めてみると、期待を大きく上回り、画面の視認性が格段に良くなりました。


横長と縦長の使用感

◆一般のWEBサイトやブログは縦にスクロールすることが多い
私のパソコンの使い方はネットサーフィンに多くの時間を使っていますが、一般的なWEBサイトは縦にスクロールすることがほとんどで横に展開することはまず無いので、縦長の配置は理にかなっていることに改めて気がつきました。

ブログなどでは、とにかく視認性が良く、一瞥できる情報量が圧倒的に多くなり、本当に便利になりました。

モニターアームの取り付け部は回転するので、縦から横向きにも変更できるのですが、縦長に設置して以来一度も変更していません。

◆横長画面例
本ブログのトップページを従来の横長の画面で表示すると以下のようになります。
dsp_H

◆縦長画面例
同じく本ブログのトップページを縦長画面で表示すると、以下のように一瞥できる情報が大きく増えることがわかります。
dsp_V

◆縦長画面例2
一般のWEBサイトの例も以下に挙げておきます。(モザイク処理済)

yho

◆画面サイズに注意
縦長に設置する場合、モニターのサイズが大きいと画面の上端は見上げるような感じになってしまい、机上で使う場合は首が疲れそうです。

私が使用しているモニターは21.5インチですが、下端を机上スレスレに設置しても上端はやや見上げるようになるので、画面サイズとしてはこの辺が限界のように思います。

◆横長に適したアプリに注意
WEBサイトの閲覧や文書作成には縦長が適していますが、一般的なアプリは横長画面で操作する方が便利なことが多いので、縦長だけで運用するには不便が伴います。2台以上のモニターがある場合、うち1台を縦長に設置するのがお勧めです。


モニターアーム

VESA規格(75x75mm、100x100mm)に対応したモニターアームで、机の天板を挟み込んで固定するタイプを使いました。

縦長に設置するためには、一般的にはモニター付属のスタンドでは対応できず、このような機材が必要になってしまうので長年敬遠していましたが、Amazonで¥3,280円と格安のモノがあったので、つい購入することに。
arm2



◆VESA規格のビス穴が必要
このようなモニターアームを使うには、モニタ背面にVESA規格のビス穴が必要です。最近の液晶モニターには概ね着いていると思いますが、私が使用しているLG電子製のモニタにはそれがありませんでした。

なので、モニターのスタンドを外してむき出しになった金属部に、ホームセンターで購入したバラ金具を組み合わせて取り付け、なんとかモニターアームに取り付けました。

この顛末についてはいずれ記載したいと思います。