前回記事で楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」プランの体験について書きましたが、1年間の無料期間が終わったあとは月2,980円(税別)かかるので、月1,500円程度の格安SIMを探しています。

私の場合、月あたりのデータ通信は多くても数GB程度で、音声通話はほとんど利用しないため、格安SIMの方が私には適しているのが理由です。

ただし、格安SIMでは昼休みの時間帯や夕方に著しくデータ通信速度が落ちる傾向があるので、このデメリットはとても気になります。使いたい時に不自由さがあるのは困ってしまいます。

そこで、昼休みや夕方の速度低下がなるべく少ない格安SIMを探してみたところ、OCNモバイルONEが許容範囲であることがわかりました。

さらに、OCNモバイルONEでは時々スマホセットのキャンペーンを行っていて、これがまた優れもので、とんでもなく安い機種が出現することがあります。
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2020年の12月に行われていたキャンペーンで、シャオミ製のRedmi Note 9S(4GBメモリ/64GBストレージ)がなんと200円というタダ同然の価格になっていたため、迷わず契約してしまいました。

今回はその経緯と使用感について記載してみます。

OCNモバイルONEのメリット

◆データ通信速度
NTTコミュニケーションズが提供するOCNモバイルONEの格安SIMは、データ通信速度がそこそこ高速で、ネットの情報によれば昼休みや夕方でも通信速度の低下が少ないようです。

平日の昼休みや夕方に通信速度遅くなる格安SIMが多く、特に昼休みには通信速度が1Mbps以下になってしまう格安SIMが一般的な中で、OCNモバイルONEでは平日の昼休みでも5Mbps以上の通信速度が得られるという情報がネット上にあります。

使用環境によって差があるかも知れませんが、この情報は貴重です。今後も維持されるかは不明ですが、最大のメリットですね。

◆音声対応プラン
比較的安価で、データ容量にもバリエーションがあるので、あまり使わないことがわかっている月はデータ容量の低いコースに変更してコストを抑えることができます。
plan
また、余ったデータ容量は翌月まで繰り越すことができます。格安SIMでは一般的な措置ですが、これも重要なポイントになります。

私の場合は、3GBコースを選択してうまく運用すれば、数GB消費する月があっても乗り切れる気がします。

また、新型コロナで外出がままならない時期や梅雨の季節などは、1GBコースで間に合うかも知れません。コース変更は月毎に自由にできるようです。


OCNモバイルONEのスマホセット

OCNモバイルONEは音声対応SIMとスマホをセットで申し込むと、スマホに大きな割引がありますが、通常よりさらに大きく割引をするキャンペーンを時々開催しています。

2020年12月にもこのキャンペーンがあり、シャオミ製のRedmi Note 9Sがたったの200円という価格でした。
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通常だと15,200円の端末が200円で入手できるということで、大いに背中を押してくれました。

他にも魅力的な格安スマホが20機種以上もあり、ユーザーには嬉しいキャンペーンですね。

Redmi Note 9Sのスペック

中国シャオミ(Xiaomi)製の格安のスマホですが、チップセットは比較的高性能のSnapdragon 720Gを搭載しているので、サクサク軽快に動きます。

私がこれまでに使用したスマホの中では、最高性能で最低価格でした。

◆主なスペック
 ・6.7インチフルHD+(2400x1080ドット)
 ・165.75m x 76.88mm x 8.8mm、209g
 ・バッテリー:5020mAh
 ・Dual SIM(DSDV)
 ・USB Type-C
 ・WiFi:802.11a/b/g/n/ac、2.4GHz / 5GHz
 ・4800万画素メインカメラ、1600万画素フロントカメラ
 ・サイドマウント指紋センサー、顔認証

十分なスペックで大いに期待できますが、サイズが大きめで重いのがちょっと残念です。胸ポケット入れて携帯するにはちょっと厳しそう。鞄に入れて携帯するのであれば特に問題ではないかも。

大きめなだけに重厚なイメージで、高級感があるのはメリットと言えそうです。

バッテリー容量が5020mAhもあるので、これもメリットですね。


Redmi Note 9Sのデザイン

色はグレイシャーホワイトを選択しました。プラチナの輝きでとても満足しています。
9S
オーロラブルーにするか迷いましたが、結果的に、グレイシャーホワイトで正解でした。

top
フロントカメラはパンチホールデザインです。個人的には、ノッチデザインよりもこの方が好きです。
USB Type-Cはもう当然ですね。


sise
右サイドには、指紋センサー付の電源ボタンがあります。指紋認証のスピードも早く成功率も高いと思います。

それにしても、シャオミのクオリティは想像以上でした。格安の中華スマホなので、あまり期待していなかったのですが、認識を新たにさせられました。近年、シャオミが急速にシェアを伸ばしているのもうなづけます。


OCNモバイルONEのデータ通信速度

これが最も重要ですが、新型コロナの影響であまり外出できていないため、ほとんど体験できていません。

自宅ではWiFiを使用しているので、データ通信をあえて使う必要性も無く、まだ有意な測定ができていません。いずれ都心に出かけて、実際に使用したい環境で平日昼休みや夕方の速度を計測してみたいと思います。

ちなみに、本日(火曜日)13時5分に自宅で測定してみたところでは、下記の数字です。
下り:15.9Mbps
上り:2.96Mbps

格安SIMとしては、このくらいのデータ通信速度で十分かと思いますが、実際に使用したい環境で計測しないと意味がないので、確認は先送りです。。。


サブ機としての利用

現在のメイン機は別にあり、Redmi Note 9Sはサブ機として利用しています。

大きさと重量から、今後もサブ機として自宅で使用することになると思いますが、性能とデザインは大いに気に入っており、使うのが楽しくなるガジェットです。

OCNモバイルONEのSIMは、データ通信速度に満足できれば、いずれメイン機で利用することとし、Redmi Note 9Sは自宅でのWiFi専用機として使っていく予定です。