タイ最大手の通信事業者AISが発行している「SIM2Fly」は、多数の国で使えるプリペイドSIMです。複数の国を周遊する場合、現地でSIMを購入する手間がなくすぐに通信を開始できてとても便利です。

2018年2月にアジア&オーストラリア版を入手して使い始め、以後、継続して利用しています。

プリペイドSIMには有効期限があり延長して利用するにはチャージ(トップアップ)を行う必要がありますが、新型コロナウイルスの影響で海外旅行もままならないため、有効期限延長のためオンラインで時々トップアップを行っています。

タイAISが提供しているスマホアプリmyAISを使えばオンラインでトップアップが簡単にできますが、
myAISは画面構成が時々変わるので動作確認も含めて、久々に昨日トップアップを行ってみました。


myAIS(スマホアプリ)

専用のアプリ(無料)をインストールしておけば、プリペイド残高やデータ残量の確認、データ通信パッケージの購入などがより簡単にできるので、ウェブサイトを利用するより便利です。

特に、トップアップは Line Pay からできるようになるので、最高に便利です。
※同一スマホにLINEがインストールされている必要があります。
※以下、Android版について記載します。

Google Play ストアから無料でダウンロードできます。1000万以上のダウンロードがあるので、かなり普及しているようですね。

0_miAIS

トップページ

myAISアプリを立ち上げてログインすると、以下のトップページが表示されます。昨年(2020年)9月に使用した時とGUIは同じでした。
1_login
この前バージョンのGUIが気に入っていただけに残念感がただよいますが、気を取り直して先に進みます。

トップアップ先の電話番号を指定

上の画面で「Top Up」をタップしてトップアップ画面へ進むと、トップアップ先の電話番号が入力できます。
3_topup
ログインしているアカウントの電話番号以外を指定できるので、他人にプレゼントすることもできるようですね。

私の場合はメインで利用する他に予備も1枚持っていますが、その有効期限が2021年1月22日と迫っているので、今回は予備のSIM2Flyにトップアップすることにし、上の画面でその電話番号 092-3xx-xxxxを入力しました。

トップアップ金額を指定

上の画面でNEXTをタップすると、以下の画面でトップアップ金額をタイバーツで指定できます。
4_amount
ここでトップアップする金額を指定します。

トップアップすればその金額によらず一律で30日ほど有効期限が延長されるので、できるだけ少額で複数回トップアップする方が効率が良いので、ここでは最低額の10バーツを選択しました。

支払方法の選択

支払い方法は、以下の中から選択できるようです。
・Rabbit LINE pay
・クレジットカード
・銀行口座
・その他
5_method
クレジットカードはタイ国内で発行されたものしか受け付けないようですし、銀行口座その他は当然タイ国内のものでしょうから、私の場合は、LINE Pay一択です。

Rabbit LINE Payと表示されていますが、タイAISの決済なのでこのような表示になるのかも知れません。

myAISを実行しているスマホにLINEがインストールされていれば、このあと自動でLINE Payが起動します。

LINE Payで決済

初めて使用する際には、LINE Payにクレジットカードやパスワードの登録が必要になります。私の場合はすでに登録済みなので、以下の画面になりました。
7_linepay
上の画面で「決済」をタップすることで、クレジットカードの決済が完了します。
なお、この画面の前後に設定したパスワードの入力が必要になります。

LINE Pay 決済完了

これで、LINE Payでの決済が完了しました。
8_success
10バーツが正しくトップアップされました。
上の画面で「OK」をタップすると以下の画面になり、myAIS側での確認もできたようです。
9_done
10バーツを3回トップアップ

このあと、さらに10バーツのトップアップを2回繰り返し、計3回で計30バーツをチャージしました。

3回のトップアップなので、30日×3=90日の期限延長ができ、2021年4月までの有効期限となりました。


今後は

この4月までに海外旅行には行けそうにもないので、4月には再度トップアップを行って有効期限を延長することになりそうです。

維持費としては1カ月あたり10バーツと考えて良いので、特に負担にはならないため、このまま同様の手順でSIM2Flyを維持しようと思います。
※10バーツは約35円

それにしても、早く自由に海外旅行ができるようになって欲しいものです。

新型コロナ禍でこのまま海外旅行制限が続くと、トップアップされた金額がどんどん貯まってしまいますが、SIM2Flyは日本国内でも国際ローミングが可能で、日本で使用しているSIMのデータ通信容量が少なくなった場合など、データ通信パッケージを臨時で購入して利用することもできます。

例えば、1GBまで2日間有効のデータ通信パッケージは119バーツ(約420円)で、日本ではソフトバンク回線でのローミングで利用可能です。
SIM2Fly

日本国内での利用については、下記に記載があります。


参考記事

AISのプリペイドSIMに関する筆者の過去記事は以下の通りです。(ご参考)